50歳から考え始めたセカンドキャリア、もうすぐ2年経ちますがなかなか答えが見つかりません

会社に替わる居場所

私の周りでも、65歳を待たずに会社を退社、セカンドキャリアに進まれた実例をいくつか見てきました。
観光タクシー運転手、公文教室の開校、有名なお寿司屋さんで英語でのインバウンド対応要員、「小さい頃から大型トラックを運転するのが夢だったんだ」と言って大型免許を取って転職された方もいらっしゃいました。
一方で、65歳のギリギリまで有休消化もせずに勤務されて、辞めたあとはなにも決まってなくて、失業保険もらうよと言って去られた方もいらっしゃいました。会社の仕事に全てを捧げて、ご自身のセカンドキャリアを何も準備されてなかったんだろうなと、お見送りしながら思いました。

一方で、自分自身はというと、50歳からセカンドキャリアを考え始めよう!と思い立ってもうすぐ2年。まったく何もビジョンは見えてこず、何の行動も始められていないことに落ち込みます・・
セカンドキャリアって、たとえば、どんな選択肢があるんでしょう。

 

1. Webライター

私がセカンドキャリアとしてイメージしていたのは、これに近いです。

  • パソコンとネット環境さえあれば始められる
  • 時間と場所を選ばない
  • ひとりでできる(人を雇う必要もないし、雇われなくてもよい)
  • 論理的思考能力、説明・説得力、コミュニケーション能力など、今まで培ってきた能力が活用できる

このブログを始めたのも、こうした仕事をセカンドキャリアとするための準備でもあります。
憧れの(ひとり)社長に就けることも魅力です。
が、課題は、マネタイズの方法が見つかってないこと・・

2. 代行サービス

家事代行サービスはずいぶん前からポピュラーですが、最近よく目にするようになったのが、オンライン秘書。
私は秘書業務に就いたことはありませんが、20年以上の会社経験の中で秘書との接点はたびたびあって仕事ぶりは目にしてきたことですし、やってみればできないことはないのではと思います。

気になるのは、1のWebサービスとは違い、出来高で報酬を得るのではなく、拘束時間で報酬が支払われる点ですね。
心身ともに現役時代レベルを維持できる貴重な期間の貴重な時間を、時給で費やしてしまうのはもったいない気がしてなりません。
どれだけクオリティを上げても報酬は変わらないというのは、モチベーションがアガらないですし、契約とはいえボスに雇われている感じもイマイチかもしれません。

3. コンテンツビジネス

キャリアコーチ、起業支援、中小企業向けコンサルティングなど、これまでのキャリアで身につけたスキルをビジネスにできればいいですね。人事や財務など、業界を問わずニーズがあり応用が効くキャリアをお持ちの方は、ビジネスチャンスを見出しやすいかもしれません。

私はというと、なんの資格もライセンスも持っていないし、今の会社でしか通用しないような仕事しかしてこなかったので、ビジネスができるほどのコンテンツが思いつきませんでした。

私が20年やってきたのは、企画業務。リサーチをしたり、ブレストをしたり、デザインや開発や営業など色々な人たちと会話をして、ビジネスとして成立するかどうかを散々検討して提案を練りあげ、論理的で説得力のある提案資料を作って、提案を通す仕事。
そんな仕事が世の中にニーズがあるとは思えなかったのですが、先日、インスタでこんな広告を目にしました。

スキルを活かして地方企業に貢献しよう

    • 温泉旅館のブランディング戦略立案
    • ブランド野菜農家の事業計画策定
    • 抹茶スイーツの販路拡大支援

こういった地方企業案件を個人にマッチングさせるプラットフォームがあるんですね。
たしかに、地方の小規模ビジネスでは、コンサルティング会社に依頼することはコスト的に大変でしょうし、かといって、自前でやるのもスキルや時間の点で難しいのでしょうね。

こうしたプラットフォームが今後ポピュラーになるのであれば、私にとってはセカンドキャリアの新しい候補になるかもしれません。

Chat GPTに聞いてみた:自分のキャリアを活かしつつ、セカンドキャリアにつながる副業

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