スマホ見ながら、タブレット見ながらの”ながら時間”どれくらいありますか?スクリーンを脱出するための積極的デジタルデトックス

メンタルのメンテナンス

私のムスメは、朝起きた瞬間からスマホを眺め、顔を洗いに洗面台へ行くときも、トイレに行くのも、歯を磨くのも、ドラムを叩いている間(最近のムスメの趣味)も、家の中ではずっと”ながらスマホ”の生活。
やれやれと嘆いていた私も、気づいたら、メイクしながらYou Tube、料理をしながらYou Tube、家事を終えてコーヒー飲みながらYou Tube。休日もスクリーンにどっぷりはまっている状態・・。

現代人は、スマホやPCの画面を見ているスクリーンタイムがどんどん長くなっているのは周知のとおり。業務時間でのスクリーン利用は避けられないものですが、注視すべきはむしろ「ながら状態」とのこと。
複数の全く関係のないタスクに集中が分散し、脳が過労状態に。断続的なデジタル機器の使用が、生活そのものをぶつ切りにしてしまうという。

たしかに「ながらスクリーン」でメイクをすると、やたら時間がかかるし、ファンデーションを塗るのを忘れたり、普段しないようなミスすることに気づきます。
何気なく手に取ったスマホでインスタを開いてしまったら最後、1時間経ってたということも。
脳とメンタルの健康のために、少なくとも休日は、スマホを手に取ろうと思わないくらいに集中モードに入る、”積極的デジタルデトックスの時間”を作りたいと思います。

 

積極的デジタルデトックス:歩く

音楽を聴きながら、ウォーキングやランニングをしている人をよく見かけますし、ドラマを観ながら運動したいからジムのマシンで歩くという人もいますが、私は耳にも何もつけず、ただ外を歩きます。
最初はただ歩くなんてヒマじゃないかと、時間がもったいないとも思ったくらいですが、道沿いの木々やよそのお庭を眺めて季節を感じたり、新しいお店や道に気づいたり、あるいは黙々と前に進んでいるだけのことも。緑のある道の方がもちろんいいのですけれども、家の周りの住宅街でも1時間ほどの散歩でスッキリとします。

積極的デジタルデトックス:読書

ずっと以前、スマホが日常ツールになる前は、自分のことを活字中毒と思っていました。通勤時間が長かったので、文庫本がバッグに入ってなかったらパニックになるくらい。
それが、通勤時間のお供がダウンロードしたNetflixfの韓国ドラマに置き換わってはや数年。紙で活字を読むということがほぼなくなってしまいました。
図書館で、村上春樹の最新刊(といっても3年前)「街とその不確かな壁」の単行本を借りて読み始めました。


久しぶりの活字はいい脳のトレーニングになります。
字を読んでいるつもりが、脳の理解が進んでいなくて、あれ?となって読み返すことが何度も。
産業医の先生が、メンタル疾病の患者さんの診療では必ず「読書できますか?」と質問するとおっしゃってました。読書には相当の集中力が必要になるからとのことでしたが、本当にそのとおり。スマホやタブレットで字を読むことと、読書は全く脳の使い方が異なるんですね。

積極的デジタルデトックス:スイーツ作り

ただの料理ではなく、分量を正確に測って手際よく手順どおりに進めないといけないお菓子づくりは、”ながら”ができない”集中”できる活動です。
お菓子づくりにはまったく興味がなかったのですが、この一定時間”集中”できる感覚にハマってます。
どうせ作るならと、小麦粉の代わりに米粉を使って、バターの代わりに米油を使う、グルテン・バターフリーのお菓子をつくっているのですが、思いがけない副産物も。
トランス脂肪酸の摂取で即座にニキビができる私のムスメが、この手作りスイーツのおかげで、スーパーのチョコレート菓子をやめることができ、すっかりお肌がキレイになりましたー!

 

少なくともどれかひとつはやる休日の過ごし方をルーティンにしつつ、、これ以外にも”積極的デジタルデトックス”できるアイデアを探したいなと思いますー。

気持ちが乗らないときのために、自分で自分の機嫌をとる週末の過ごし方をリストアップしておこう

タイトルとURLをコピーしました