お金の不安から解放されるためにはどうすればいいのか?3年間試行錯誤してきた私の結論 -1

お金の不安を可視化

50歳になったとき、リタイアまであと10年しかない。どうしたらいいんだろうと突然大きな不安に駆られました。
いちばんの不安の元は、やっぱりお金でした。リタイアした後も、働かずに生活できるのか?今と同じ生活レベルを維持できるのか?
1年間悶々としたあと、このブログを立ち上げるところまで辿り着き、お金の課題を可視化することを様々な角度からトライしてきた結果、最近、お金の不安が解消していることに気づきました。
どういうプロセスを踏んできたのか、振り返ってみます。

 

1.  リタイア後に必要な生活経費を見積もる

自分と家族が生活するのに必要な年間経費、xx万円とぱっと答えることができますか?
私は、当時皆目検討がつきませんでした。 なぜなら、家計簿というものをつけたことがなかったからです・・。

家計簿アプリを使って、まずは出費を把握します。
年ベースの金額を知りたいので、多少金額に抜け漏れがあったも構わないです。
但し、費目の分け方がポイント。リタイアしてからも必要な経費と、不要となる経費に集計できるようにしておきます。

たとえば、同じ衣服費でも、会社に着ていくスーツはリタイア後は購入する必要はなくなるでしょうし、ユニクロのヒートテックはリタイア後も必要。
同じユニクロでの購入でも、娘用のものはリタイア後は買わなくてすむはず。家計簿アプリのデフォルトのままでは思ったように集計できないので、最初は費目の修正が必要ですが、その後は自動的に仕分けされます。

電化製品の購入や、自動車の買い替え、リフォームなど大きな出費で変動するので、数年は継続して平均化した方が見積もりの精度は上がると思います。
私は2年分データがたまりましたが、年間100万円の差異がありました。

 

2. 何歳まで働くか、いったん決める

出費を把握したあとは、収入の想定を作ります。
まず、今の仕事を何歳まで続けたいかを考えてみましょう。

死ぬまで現役という方もいらっしゃるでしょうね。
私の場合は、60歳定年の会社員なので、今の収入レベルはひとまず60歳まで。60歳から65歳までは、本人の意向があれば契約してもらえますが、65歳以降は会社都合となります。(基本的に65歳で契約終了)

60歳までは今の会社でしっかり働く。60歳過ぎての契約延長はしない、が私の結論。60歳になったときにやりたいことが見つかって、もしかしてそれが仕事になるかもしれませんが、少なくとも今の職場が60代にやりたいことではない。
やりたいことができる体力と気力のある60代を、生活のための労働に費やしたくはないと思いました。つまり、今のレベルの就労所得は60歳まで。60歳以降は、年金あるいは資産の取り崩しが、私の場合のリタイア後収入になります。

 

3. 年金を何歳から受給するか、いったん決める

私が驚いたのは、繰り上げ受給する人も、繰り下げ受給する人も、非常に少ないこと。
つまり、年金世代のほとんどの人が65歳から年金を受給しているのですが、おそらくこれは多くの人が自身の年金について主体的に行動をせず、何もしていないということだと思います。結果、自動的に65歳から受給が開始されている。

年金は国からタダでもらうものではなく、私たち自身がこれまで働いて積み立ててきたものです。
何歳から受給するかは、万人にとっての正解はなく、個々人が第2の人生の過ごし方を考えて、それぞれで決めるべきと思います。
決めるタイミングは今でなくてもいいのはそのとおりですが、現役世代の今のうちから計画しておくことが重要です。

私は、60歳での受給開始を、いったん決めました。

 

4. 資産の棚卸しをする

これまで働いてきて積み上げてきた資産、ひとつの口座に集約している人は少ないでしょう。色々なところに分散されているだけに、自分の資産総額がどれだけあるのか、増えてるのか、減っているのかは、定期的にチェックしないとわからなくなってしまいます。

ここでの資産の棚卸しの目的は、リタイア後にどれだけ取り崩せるのかの見積もりのためなので、全ての資産を確認する必要はありません。
たとえば、住んでいる持ち家にリタイア後も住み続けるのであれば、対象外ですね。
固定資産は将来の時価の見積もりが難しいですし、預金、株式などの金融資産だけで十分と思います。

年末恒例資産棚卸し:2025年も順調に株式資産が伸びました、私の資産総額は昨年からプラス120%

 

5. 100歳時点で残しておきたい資産額を、いったん決める

富裕層の多くは、もっとお金を使っておけばよかったと後悔するという話しを聞いたことがあります。
家族のためにお金を遺すことは、決して悪いことではないし、私もムスメになにかしら遺してやりたいと思っていますが、一方で自分の努力で自分の人生に必要な資産を築いてほしいとも願っています。お金があり過ぎて子どもが努力しなくなるというのは、これもまた富裕層の悩みだそう。
歳を取ってからまったくお金がなくなって、子どもに面倒を見てもらうというような事態は避けねばなりませんが、この事態を恐れるあまりに、必要以上にお金を貯め込んで使わないまま死んでしまうケースが多いようです。
人生100年として、最期にどれだけお金を遺すのかも、現役世代の今のうちから計画して、できる限り自分でコントロールしたいところです。

 

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次回は、ケーススタディと共に、具体的なシミュレーション方法をお伝えします!

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